2009年04月22日

世帯あたりの消費税負担額など

■世帯あたり平均消費税額

2008年の
年間消費税負担額の
1世帯あたり平均は
17万5000円だそうです。

1世帯あたり平均収入は719万円、
1世帯あたり平均消費支出は482万円、
うち課税消費支出は368万円
と報告されています。

報告とは、
日本生協連
「2008年全国生計費調査」
「2008年消費税しらべ」速報
のことです。

世帯主平均年齢は51.3歳、
平均家族人数は3.4人で、
全体の
76.2%が給与所得世帯、
21.8%が年金世帯、
2.0%が自営業世帯です。

生協組合員が
中流層で構成されていること
を伺わせます。


■報告の2008年の特徴

1.
給与所得世帯の収入は、
前年比99.3%と微減で、
月平均5,000 円の減少です。

2.
消費支出はほぼ前年並みで、
灯油やガソリンの
価格変動があったものの、
大きな影響を受けていません。

3.
給与所得世帯の税金の合計は、
2007 年の住民税率変更
(定率減税の廃止・税率変更)
の影響から、
前年比107.3%と著増で、
月平均約4,000円の増加です。

4.
「後期高齢者医療制度」の
影響をうける年金世帯の
社会保険料の合計は、
前年比99.4%で月平均150 円と、
微減です。


■過去10年間の推移

消費税が
1997年に5%になって以後は、

消費税負担額が
17.3万円〜19.3万円、

収入に占める割合が
2.23%〜2.43%、

消費支出に占める割合が
3.24%〜3.64%、

大きな変動はなく、
同じような水準で推移
しています。

消費税が
極めて安定的な税収であること
を物語っています。


■所得階層別消費税負担

2008年の
1世帯あたり年間消費税額を
所得階層別にみると、
負担額は、

年収「1000万円以上」の世帯で
28万3000円、

「400万円未満」の世帯で
10万3000円と

2.75倍となっていますが、

年収に占める負担割合では、

「400万円未満」の世帯で3.39%と高く、
「1000万円以上」世帯の2.21%の
1.5倍の負担率となっています。

消費税が
消費額比例課税であることから、
社会参加費的応益課税としては
ふさわしい側面をもちつつ、
年収に占める負担割合は、
低収入世帯ほど負担率が高いという、
所得逆進性をしめすことになる、
ということを示しています。


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2009年4月22日(水)
posted by 税理士西塚智裕 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 消費税
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