2009年06月03日

解は現場にあり

ある中小製造業で、
設備トラブルがなかなか解決せず、
不良率が高くて、困っていました。
現場担当者と
技術担当者の間で、
「その原因は何か?」と
何カ月も議論していましたが、
なかなか解決しませんでした。
たまたま、技術者が
問題解決研修を受けて知った
“三現主義”に基づく
“解は現場にあり”を実行したところ、
たちまち問題の原因が判明し、
解決したのです。

どんなことをしたのか

“三現主義”
(現地・現物・現実に基づいて
的確な状況判断を行うこと)
に基づく問題解決のやり方で、
現場担当者と技術者が、
問題の設備の前へ行き、
どんな時にどのように
不良品ができてしまうのか、
その事実状況だけに集中して観察し、
二人で状況事実を理解し合った結果、
たちまち原因の判断が一致して
解決策がまとまり、
目覚ましい不良率の低下が
図れたのです。

“三現主義”は問題解決の鉄則

このような問題解決法は、
製造現場の問題に限らず、
多くの問題解決に有効です。
例えば、部門間・担当者間でなかなか
問題解決の意見がまとまらない、
顧客のご満足をみんなで
追求しているつもりだが、
実情は会社の中で
責任のなすり合いばかりしている、
と言った、
笑ってすまされない悲しい問題が
起こっている時などに、
“三現主義”の問題解決法が
役に立ちます。
机の上で、問題の原因や、
解決方法を議論するのではなく、
関係者が、
その問題が起こっている現場に行って、
一緒に事実状況を観察し、
原因を究明し、
解決策を話し合うのです。
つまり、
社長が
「現場を見て、話合おう。」
と言い出せば、
それが、
問題解決の近道になるのです。

キーワードは“解は現場にあり”

ホッチキスや工具等で有名な
マックス社は“三現主義”を
徹底していることで有名です。
例えば、新入社員が現場で
「この工程がちょっとおかしいのですが。」
と言ったら、
生産部長が「どれどれ?」と言って
すぐにその現場にやってきて、
事実を確かめるのです。
また、同社の社員は、
顧客が同社製品を実際に使っている現場へ出かけて、
その使い方、使いにくさなどを調査し、
新製品の開発や改良に活かしています。
トヨタ・日産・ホンダなど
自動車メーカーでも“三現主義”が
問題解決・改善の鉄則になっています。

〒104-0061  東京都中央区銀座3-9-18 東銀座ビル304
税理士西塚事務所   TEL03-6226-5140

2009年6月3日(水)
posted by 税理士西塚智裕 at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営・その他
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