2009年10月26日

端数処理〜給与計算の端数処理

社会保険料の端数計算は?
(賃金や労働時間)

賃金計算に生じる端数には、
残業時間や
遅刻・早退等労働時間に関する端数と、
賃金に関する端数、
社会保険料控除に関する端数が
あります。

最近は給与計算ソフトで自動計算
というところも多いでしょうから、
端数に関して意識する事も
少ないのでしょうが、
パソコンを使って計算をする時にも
専用ソフトを使わずにする場合は
端数処理について知っておくと
良いでしょう。


端数処理方法、それぞれの場合

@
1時間当りの賃金額及び割増賃金額
又は1ヵ月における割増賃金の総額に
1円未満の端数が生じた時は
50銭未満の端数は切捨て、
50銭以上は切上げて処理をします。

1ヵ月の賃金支払額に
100円未満の端数を生じた時は
50円未満の端数は切捨て、
50円以上は100円に切上げて処理する事や、
1ヵ月の支払額に
1,000円未満の端数がある時に、
翌月の賃金支払日に繰越して払う事は、
就業規則に規定があれば
可能です。

A
労働時間の端数処理は、
1ヵ月における時間外労働時間の合計に
1時間未満の端数がある時は、
30分未満は切捨て
それ以上を1時間に切上げることは
認められています。
但、
日々30分を切捨てる事は
できません。

B
遅刻、早退に対する賃金カットは
1回に30分未満の時、
30分とみなしてカットする事は、
就業規則に制裁として規定があれば
可能です。
但、
1日の減給は
平均賃金の1日分の半額を超え、
総額が一賃金支払期における
賃金の総額の10分の1
を超えないこと
となっています。

C
社会保険料(健保、厚年、雇用保険)の
被保険者負担分に1円未満の端数がある時は、
50銭以下の場合は切捨て、
50銭を超える時は1円に切上げて
計算します。
但、
事業主と特約がある時は
それに従います。

D
賞与に係る保険料のうち、
健康保険、厚生年金については、
賞与額から
1,000円未満の端数を切捨てた額に
保険料率を乗じます。
(但、健保年間540万円、
厚年150万円の上限が有ります。)

厚生労働省法令等データベースサービス


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2009年10月26日(月)

posted by 税理士西塚智裕 at 11:03| Comment(1) | TrackBack(1) | 労務・労働
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