2009年11月04日

パートタイムの収入調整〜扶養(所得税・社保など)

パートタイムをしている奥さんの
収入調整の時期になっています。
調整の前に立ちはだかる
4つの壁について考えてみます。

■100万円の壁

住民税の納税義務が発生するのは、
給与年収が100万円を超えた場合
です。
100万5000円の年収の場合、
所得控除が基礎控除のみだったら、
均等割4,000円、所得割1,250円となり
収入増加額以上の税負担になります。

壁超過額5,000円程度では
入りと出は逆転です。
ただし、これは小さな壁です。


■103万円の壁

○妻自身の所得税はゼロ
○夫の所得税で配偶者控除の対象となる

こういう扱いとなるのが
給与年収103万円までです。
例えば、
夫の所得税の税率が20%の場合
夫の所得税額が配偶者控除により
76,000円減ります。

妻の給与年収が128万円で
所得控除が基礎控除のみだったら、
本人の均等割4,000円、
所得割27,500円、所得税12,500円、

夫の配偶者特別控除による減額は
32,000円となります。

壁超過額25万円で
81,500円の負担増となります。

入りと出に逆転はありませんので、
気にする必要のない壁と言えます。


■130万円の壁

妻の収入が130万円以上になると、
社会保険料を妻自身で
負担することになります。
会社の社会保険に加入するか、
市区町村の国民健康保険と
国民年金に加入しなければなりません。

130万円以上になり
会社の社会保険に加入した場合
に負担する額は厚生年金保険料15.704%と
健康保険料8.18%と
介護保険料1.19%
の各半分なので、
概算で年間163,000円となります。

国民年金・国民健保加入の場合は、
国民年金保険料175,920円、
国保81,340円がそれぞれの年額
となります。

この壁は大きく、
突然の負担増により
著しい支出超過となります。


■配偶者手当内規の壁

所得の少ない配偶者に
内助の功手当として
月に数万円支給する会社があります。
このような内規の壁も
無視できない大きい壁
といえます。


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税理士西塚事務所   TEL03-6226-5140

2009年11月4日(水)
posted by 税理士西塚智裕 at 11:34| Comment(0) | TrackBack(1) | 所得税
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