2010年01月15日

準確定申告〜死亡、出国

■相続人がする準確定申告

所得税は、
毎年1月1日から12月31日までの
1年間の所得金額に対する税額を算出して
翌年の2月16日から3月15日までの間に
申告と納税をすることになっています。

しかし、
確定申告をすべき人が
年の中途で死亡した場合は、
相続人が、
1月1日から死亡した日までの所得金額
に関して、
相続の開始があったことを
知った日の翌日から4か月以内に
申告と納税をしなければなりません。

また、
確定申告をしなければならない人が
翌年の1月1日から
確定申告期限までの間に
確定申告書を提出しないで死亡した場合も、
同様に相続人は
4か月以内に申告と納税を
しなければなりません。

この死亡した本人に代わって
相続人が行う申告を
準確定申告といっています。


■準確定申告は法文上にない

この準確定申告という用語ですが、
所得税法及び同施行令上にはありません。

所得税法の第五章
(申告、納付及び還付)第二節中、
第一款(確定申告)、
第二款
(死亡又は出国の場合の確定申告)
と区分されているところからして
通常の確定申告とは違うと
理解するところです。

タックスアンサー
その他国税庁のサイト内では
普通に準確定申告といっていますし、
申告書の記載例においても
「平成○○年分の所得税の確定申告書」の
「確定」の前に「準」を手書きで
挿入するようになっています。


■非居住者のする準確定申告

ところで
非居住者が一定の場合に
確定申告をするときに使用する申告書は、
「平成○○年分の所得税準確定申告書
(所得税法第172条第1項に規定する申告書)」
というものです。
書式でも準確定申告書とあります。

所得税法上「出国」は
特別な定義付けがされているところですが、
本人の死亡も出国も特別なものなのでしょう。


死亡した人の準確定申告をする場合の記載例

非居住者の所得税準確定申告


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2010年1月15日(金)
posted by 税理士西塚智裕 at 13:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 所得税
この記事へのコメント
スミマセンがお尋ねします。義母(日本国籍・住所比国)が8月比国で亡くなりました、相続人は日本国籍の比国在住の養子で一緒に生活していました。相続財産はあまり有りませんが、少しですが駐車場賃料を毎年申告しております。申告期日は4ヶ月と記載されていますが、それは居住者であって非居住者はもう少し期日の猶予が有りませんか帰国が遅れたときもアウトですか。教えて頂けば有り難いです。
Posted by 山本武昭 at 2013年11月21日 19:09
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