2010年02月08日

景品と税金

■懸賞などとしての受取景品の税金

商品・サービスの利用者が、
偶然性(福引くじ等)、
特定行為の優劣(懸賞クイズ等)、
市場における偶然の遭遇
(街頭配布や来店者配布)
によって景品の提供を受ける場合は、
商品・サービスとの対価関係がなく、
所得としては
事業上の取引でなければ一時所得
となり、
50万円の特別控除後2分の1課税
となります。


■懸賞によらない受取景品

商品・サービスの利用者が、
偶然性を伴わない
一定の利用量基準によって
差別的に景品を受取る場合には、
商品・サービスとの
対価関係が認められとして、
一時所得以外の所得となります。


■例えば「宝くじ付定期預金」の場合

「宝くじ付定期預金」を
契約した顧客に対し景品として
宝くじを交付することとしている場合、
預入金額及び預入期間に応じて
宝くじを交付するものは、
元本の使用の対価と認められるので、
宝くじの発売価格相当額が
預貯金の利子に該当することと
なります。

定期預金の景品として交付する宝くじ


■個人向け国債販売キャンペーン景品の場合

キャンペーン期間中、
個人向け国債を
新規資金にて100万円以上購入した顧客が、
その購入の多寡による一定の基準で
ギフトカードもしくは
キャッシュバックを受け取れる
当該景品の交付は、
国債の購入という行為に
密接に関連してなされているもの
と認められ、
対価性を有しており、
かつ利子、配当、不動産、事業、
給与、退職、山林、譲渡及び一時の
各所得のいずれにも該当しないことから、
雑所得とされます。


個人向け国債の購入者へ交付する
キャンペーン景品の所得税法上の取扱い



■景品交付側の費用処理

法人が
商品等の抽選券付販売により
当選者に金銭若しくは景品を交付し、
又は旅行、観劇等に招待すること
としている場合には、
これらに要する費用の額は、
当選者から
抽選券の引換えの請求があった日
又は旅行等を実施した日
の属する事業年度の
損金の額に算入します。
ただし、
当選者からの請求を待たないで、
法人が金銭又は景品を送付すること
としている場合には、
抽選の日の属する事業年度の損金の額
に算入することができます。


〒104-0061  東京都中央区銀座3-9-18 東銀座ビル304
税理士西塚事務所   TEL03-6226-5140

2010年2月8日(月)
posted by 税理士西塚智裕 at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 所得税
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