2010年03月09日

経営と「価値工学」

製品の開発・改良に長年活用されてきた
「価値工学」と言う方法があります。


「価値工学」とは

価値工学の考え方は
「価値(バリュー)=Function
(ファンクション・機能)/Cost(費用)」
と定義します。

分母のCostは製造原価(又は仕入れ価格)、
分子の機能とは、顧客の満足度が決まる
製品の基本機能
(冷蔵庫なら冷却のコストパフォーマンスや
使い易さなど)と
付加機能(冷蔵庫のデザインの美しさなど)
のことで、
工夫すれば数値化できます。

「価値工学」を簡便に応用する場合、
価値を上げる方法を
次の5つのパターンをヒントにして
改善します。

【価値最大化を図る5つの方法】

@
製品の機能を上げ、同時にコスト 
(製造原価)を下げることによって
この製品全体の「価値」を上げるパターンで、
最も理想的なパターン

A
製品機能を向上してコストを維持

B
製品機能を維持してコストを下げる

C
製品機能を大幅に向上し、コストをやや上げる

D
製品機能を下げてコストを大幅に下げる

どのパターンも「価値」が向上しますが、
改善によって
どのようなリスクが生じるか、
注意深くチェックする必要があります。


「価値工学」を生かそう!

「価値工学」を会社として生かすためには、
社員のやる気を高めることが大切で、
例えば次のような施策を打つと良いでしょう。

@
技術者に「価値工学」を学ばせ、
製品の価値向上がもたらす
経営上のメリットを示して、
創意工夫を求める。

A
技術者の意欲を高めるために、
毎年ベテランも若手社員も参加する
価値向上・製品開発・改良アイデアコンテスト
を行って、評価・表彰を行う。

社長が、
このような具体的方法で社員に働きかけると、
社長のメッセージが的確に伝わり、
利益確保へ向けて
人と組織が活性化する企業改革が進みます。


〒104-0061  東京都中央区銀座3-9-18 東銀座ビル304
税理士西塚事務所   TEL03-6226-5140

2010年3月9日(火)

posted by 税理士西塚智裕 at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営・その他
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